不調別セルフケア

歯の痛みに効くツボはココです!風邪の初期症状やPMSにも効果的!

きゅー
きゅー
「急な歯の痛み」どうしようもないけど、すぐに歯医者にも行けない。痛み止めの薬も飲みたくない

そんなときに、自分でできるセルフケアのひとつが「ツボ押し」です。

今回は「歯の痛みに効くツボ」をご紹介します!

歯の痛みに効くツボはココです!

ツボの押し方

ツボの押す手順

①肘を軽く曲げ、シワの外側の窪みを確認

②親指を立て、手首の窪みを確認

③「肘の窪み」と「手首の窪み」を結ぶ線上の真ん中を確認

④真ん中から、「親指の太さ1本分」上が「押すツボ」

⑤息をゆっくり吐きながら、ゆっくり5秒押す

⑥息を吸いながら、ゆっくり指を離す

⑦これを1セット5回押す

ワンポイントアドバイス

・深呼吸しながら、強く押しすぎない

・ズーン、ジーンと「響く感覚」という感覚があれば、そこが温溜です。なにも感じないなら場所を少しずつずらしてみましょう

・ツボ押し棒を使うと、手が疲れなかったりピンポイントで押せ効果的です


ツボについて解説

ツボの名前

ツボの名前:温溜(おんる)

大腸経のツボで、「体内の余分な熱(炎症)」を抜いて流れをよくするツボです。

東洋医学では歯の痛みは「熱」や「炎症」の一種と考えられていています。

大腸経は歯と口周りと関係が深く、温溜はその経絡上の急性症状に効くツボです。つまり、温溜を刺激する事で大腸経の詰まり取り除き、痛みを和らげる働きが期待されます。

温溜のその他の効果

顔面の炎症

大腸経は顔の周りを通るため、「ほほの腫れ、目の充血、鼻詰まり」など顔面のトラブルに効果的です

身体の熱を鎮める

東洋医学では、ストレスや暴飲暴食、風邪の初期などで、「熱」が身体にこもると不調が出ると考えます。

温溜はその熱を外に逃がす働きがあり「のぼせ、イライラ、ほてり、頭痛」などにも効果的です

自律神経の乱れを整える

ストレスなどで自律神経が乱れると、体温調節や免疫、消化などがうまくいなかくなります

温溜を押す事で、気の巡りが良くなり心身がリラックスしやすくなると言われています

PMS、更年期障害の補助

女性の不調は「気の滞り」や「こもった熱」が関わる事が多く、温溜はそれらをスムーズに整える手助けになります。

PMSの「イライラ・頭痛・むくみ・むくみ」更年期の「ほてり、のぼせ、不眠」にも効果があります

肩・腕の痛みやしびれ

「肩~腕の筋肉のこわばりやしびれ」の緩和にも用いられます

まとめ

1、「歯の痛み」に効くツボは温溜

2、温溜の押し方

①肘を軽く曲げ、シワの外側の窪みを確認

②親指を立て、手首の窪みを確認

③「肘の窪み」と「手首の窪み」を結ぶ線上の真ん中を確認

④真ん中から、「親指の太さ1本分」上が温溜

⑤息をゆっくり吐きながら、ゆっくり5秒押す

⑥息を吸いながら、ゆっくり指を離す

⑦これを1セット5回押す

・深呼吸しながら、強く押しすぎない

・ズーン、ジーンと「響く感覚」という感覚があれば、そこが温溜です。なにも感じないなら場所を少しずつずらしてみましょう

・ツボ押し棒を使うと、手が疲れなかったりピンポイントで押せ効果的です


温溜は、歯の痛みや顔まわりのトラブルに効く万能ツボです。簡単にどこでも出来るケアとして知っておいて損はありません。急に歯が痛くなった時はぜひ活用してみて下さいね。

ただし、ツボ押しは「少し落ち着かせたい」場面に最適であり、腫れや痛みが続く場合は歯医者へ受診する事をお奨めします。

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